格安 SIM の普及
総務省の方針や、MVNO の普及により格安に携帯回線を利用できるサービスが増えています。 また不況や先行きの見えない中、自身の支出を抑え資産を増やすため格安 SIM へ移行する方が増えています。
でも周りの人が格安 SIM に変えているという話を聞いていても、今のキャリアを使い続けている方が楽と考えられている方もいらっしゃると思います。 私もそうでした。
しかしながら一念発起して格安 SIM に切り替えたところ、スマホの利用生活自体は大きく変わらず、料金を下げることができました。 筆者も昨年度格安 SIM に切り替え月々の支払いを 5000 円以上削減することができました。1 年にすると 6 万円ほどで中古の iPhone が買えてしまうくらいです。 また、キャンペーンにうまく乗ることができ、20000 円弱のキャッシュバックをもらえることができました。
今回は、なかなか億劫なイメージがある格安 SIM を移行するにあたって注意することを本記事にまとめて少しでも皆さんの資産形成の役に立てればと思います。
記事の項目
この記事では下記のことについて紹介しようと思います。
- 現在利用しているサービス・端末のこと
- これから利用するサービスのこと
Who?
誰向けの記事かというと、下記の項目に該当する方々におすすめです。
- 格安 SIM への切り替え方がわからない方。
- 格安 SIM への乗り換えが不安な方。
How?
iPhone で格安 SIM を決める時に注意することは 2 つの視点で考えます。
- 現在利用しているサービス・端末のこと
- これから利用するサービスのこと
「現在利用しているサービス・端末のこと」と「これから利用するサービスのこと」の 2 点です。
片方についてだけ考えても乗り換えはうまく行きません。 特に電話番号をそのままにしたい方は注意して乗り換えることをおすすめします。
これから下記について説明して行きます。
現在利用しているサービス・端末のこと
現在利用しているサービス・端末のことでは 4 点が気をつける項目です。
- 端末は新規購入か、既存の端末を使うか
- SIM ロックがされているか
- 現在契約しているキャリアの MNP 転出番号
- 現在のプランで解約金がかかるか?
端末は新規購入か、既存の端末を使うか
端末は新規購入か、既存の端末を使うかについては新しい iPhone が欲しいかについてです。
- 新しい iPhone を購入するついでに通信キャリアを変えるのか。
- 通信キャリアを変えるだけなのか。
上記の2択で選択するキャリアも変わってきますのでご注意ください。
キャリアによっては端末の販売を行なっていないところもあります。 そのキャリアを選ぶ場合には端末割引ができず自分で Apple の公式サイトや、電化製品販売店、中古品取扱店舗、メルカリなどで購入する必要があります。
SIM ロックがされているか
既存の端末を使う場合には、SIM ロックがされているかが重要です。
SIM ロックがされている場合には、下記の 2 点を選択する必要があります。
- 現在契約しているキャリアの通信網を使う->選択の幅が狭まる。
- SIM ロックを解除する。-> 3300 円程度。
どちらもメリットデメリットがあるのですが、自分の契約したいキャリアの通信網が決まってから SIM ロック解除をするか検討すると良いと思います。
現在契約しているキャリアの MNP 転出番号
新規で通信回線を利用する場合には気にする必要がありません。
携帯電話の番号をそのままにしてキャリアを乗り換えたい場合には現在契約しているキャリアの MNP 転出番号が必要です。
ドコモ、au、ソフトバンクでは電話や店舗で MNP 転出番号が取得できるため取得してください。
現在のプランで解約金がかかるか?
念の為現在のプランで解約金がかかるか?について確認してみてください。
2019 年 10 月 1 日から 2 年縛りや 10000 円以上の解約金に対する総務省の対策は行われています。 それより前に契約した方は解約金がかかると思いますが、最新のプランであれば年数による縛りや、高額な解約金はないと思われます。
是非確認してみてください。
もし解約金があった場合には、いつ解約すれば解約金がかからないのかを調べてカレンダーにメモしておくことお勧めします。
これから利用するサービスのこと
これから利用するサービスのことでは 7 点が気をつける項目です。
- 料金
- テザリング
- ギガ数(通信容量)
- 対応エリア
- 対応機種
- 事務手数料・解約料金・期間
- キャンペーン
料金
これから利用するサービスの料金について考えてみましょう。
大容量のプランでも電話をしなければ 3000 円前後で契約をすることができます。 3 GB 程度だと 1000 円程度です。
あまり外出しないで家の Wi-Fi を利用する方は低容量のプラン、外出が多く回線を利用する方は大容量のプランにすることをおすすめします。
テザリング
外で iPhone の通信回線を使って iPad やパソコンを利用しない方は読み飛ばしてください。
外でスマホ回線を利用してテザリングする方は、テザリング対応の有無を確認しましょう。 筆者調べでは最近の格安 SIM ではほとんど対応しているようですが、その際には PC で利用する分大容量のプランが向いているかもしれません。
下記の記事では在宅勤務のリモートワーカー向けのおすすめ格安SIMの記事を書いています。
ギガ数(通信容量)
ギガ数(通信容量)も重要です。
生活スタイルに合わせてどれくらいの通信量が必要なのかによってプランを選択してください。
対応エリア
対応エリアは自分の生活圏内に格安 SIM のキャリアが電波を提供しているかが問題になります。 基本的には、ドコモ、au、ソフトバンクの通信回線を間借りしているのが MVNO 事業者のためほぼほぼ気にする必要はないかと思います。
楽天モバイルにする場合には、対応エリアの確認は必須だと思って良いです。
楽天モバイルについては下記の記事を参考にしてみてください。
またいずれのキャリアについても通信回線が不安な方は各社ホームページの対応エリアをご確認ください。
またその確認の際には、下記の 3 点などに気をつけて回線が対応しているか探してみてください。
- 自宅
- 職場・学校
- 生活エリア
対応機種
格安 SIM の契約の際に利用している端末が、格安 SIM を提供しているサービスに対応しているかの確認が必要です。
会社によっては、最新の iPhone は対応していなかったり、特定の機種の対応が無かったりするので気をつけてください。
事務手数料・解約料金・期間
これから契約する会社の事務手数料・解約料金・期間についても確認して下さい。 基本的には 2019 年 10 月 1 日に施工されている総務省のお達しにより通信キャリアでは解約金や 2 年縛りなどはなくなっています。
また事務手数料については、導入前に取られるパターンや、利用を終了する際に回収する場合があります。
それらの事務手数料がない会社を選ぶのも一つの手です。
キャンペーン
契約のキャンペーンについても確認しましょう。 これから新しく契約することでお金やポイントが戻ってきたり利用料が節約できたりします。
浮いたお金でお寿司や焼肉が食べられるかもしれません!
是非キャンペーンがあるお得な格安 SIM を選んでみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか? 今回は「iPhone で格安 SIM を決める時に注意すること」について紹介しました。
「現在利用しているサービス・端末のこと」と「これから利用するサービスのこと」の 2 点です。 それぞれについてもポイントがあるので気をつけて契約してみてください。
現在利用しているサービス・端末のこと
- 端末は新規購入か、既存の端末を使うか
- SIM ロックがされているか
- 現在契約しているキャリアの MNP 転出番号
- 現在のプランで解約金がかかるか?
これから利用するサービスのこと
- 料金
- テザリング
- ギガ数(通信容量)
- 対応エリア
- 対応機種
- 事務手数料・解約料金・期間
- キャンペーン
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