【少年ジャンプ+からOpenβ版リリース】World Maker で収益化できる?|道は険しい…

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Why?

World Maker とは?

World Maker は、集英社の少年ジャンプ+から 2021 年 9 月 8 日にリリースされた Web アプリケーションです。

World Maker β Version(スマホブラウザからのみ利用可能)

「新しい物語世界がここから生まれて欲しい」という願いを込めたネーミングのようです。

できることは大きく分けて 4 つです。

  • 脚本をかく
  • 自動でコマ割り化
  • パーツを配置
  • 完成したら公開

漫画を描いたことはありませんが、バクマン。でネームを作る流れのようですね。 細かいところについては判断できませんが、基本的に漫画を描く上での手順は一通りできると認識しています。

World Maker によって漫画の作り方の幅が広がった

漫画を描く上での大きなハードルの一つに「絵を描くこと」があります。 筆者も漫画を読むのは好きですが、実際に描こうと思うと最初の最初で絵が描けないという壁にぶつかります。

本サービスのネーミングに込められた願いによると、本サービスはこの漫画を描く上での壁を排除してくれるようなサービスになることを目標としているようです。

例えば小説家の村上春樹さんが漫画を描いたら…のような今まで漫画に縁がなかった方の漫画作品や、バクマン。の高木のような物語を創る才能のある方の漫画家への道を後押ししてくれるようなサービスになるといいですね!

本業・副業としての漫画

Instagram などの画像投稿サービスの発展により、SNS 自体や、インフルエンサーが広告塔として機能するようになって数年が経ちました。 この流れに伴って、漫画という媒体を発信しやすくなったこと、漫画に広告を載せること、漫画と広告を見てもらい収益を得るビジネスモデルが増えています。

その用途に本サービスは利用できるのかを本記事では調査しました。

記事の項目

この記事では下記のことについて紹介しようと思います。

  • World Maker でお金を稼げるか

Who?

誰向けの記事かというと、下記の項目に該当する方々におすすめです。

  • World Maker に興味がある方
  • 副業に興味がある方。
  • 絵は描けないけど、漫画で一発当てたい方

How?

World maker で収益化できる?

World maker で描いた作品を利用して収益化できるか?についてですが、「できるけど、難しい」 というのが回答です。

どういうことかというのは利用規約を読みながら、詳しく解説していきますね。

自分のコンテンツとして販売: 不可

下記に利用規約を抜粋した文章を記載します。

  1. 本コンテンツ並びに本コンテンツ及び本サービスを利用した投稿コンテンツ 9.1. 当社は、当社が提供する本コンテンツについて、お客様に対し、譲渡および再許諾できず、非独占的な、本サービスの利用を唯一の目的とする利用権を付与します。 9.2. お客様は、利用料、利用期間等の利用条件が別途定められた本コンテンツを利用する場合、かかる利用条件に従うものとします。本サービスの画面上で「購入」「販売」などの表示がされている場合であっても、当社がお客様に対し提供する本コンテンツに関する知的財産権その他の権利はお客様に移転せず、お客様には、上記の利用権のみが付与されます。 9.3. お客様は、本コンテンツを、本サービスが予定している利用態様を超えて利用(複製、公衆送信、転載、改変などの行為を含みます。また、無償・有償を問いません)してはなりません。第 8 条で規定した通り、本コンテンツに関連する一切の権利(著作権、商標権、特許権等の知的財産権を含みますが、これらに限りません)は、当社又は当社に権利許諾した第三者に帰属します。

ここには、ざっくり話すと下記のことが書いてあります。

  • あなたが作った作品については、World maker で使うだけにしてね。
  • 作ったものにどんなことが書いても、あなたはそれを World maker だけで使うことしかできないよ。他の権利は無いよ。
  • あなたは  World maker の想像を超えて、作ったサービスを提供しないでね。

ということが書いてあります。 作ったとしても、基本的に作者は World maker でしか作品を共有できないです。

  1. 禁止事項 お客様は、本サービスの利用に際して、以下に記載することを行なってはなりません。禁止事項に触れていると判断した場合、コンテンツの非表示もしくは削除またはユーザデータの凍結もしくは本規約第 4 条第 4 項で規定した通りアカウントの削除を行う場合がございます。 10.6. 当社が定める方法以外の方法で、本コンテンツの利用権を、現金、財物その他の経済上の利益と交換する行為。 10.7. 営業、宣伝、広告、勧誘、その他営利を目的とする行為(当社の認めたものを除きます。)、性行為やわいせつな行為を目的とする行為、面識のない異性との出会いや交際を目的とする行為、他のお客様に対する嫌がらせや誹謗中傷を目的とする行為、その他本サービスが予定している利用目的と異なる目的で本サービスを利用する行為。

また、10.禁止事項では、下記のことが書いてあります。

  • 下記の規約違反をしたアカウントはこちらで削除するよ。
  • 作品を使って対価を受け取った場合。
  • 営利活動、わいせつな行為を目的とする行為、誹謗中傷を目的とする行為、その他の想定している利用目的

基本的に World maker で悪いことはダメですということが書いてあります。

これを読むとやはり、World maker を使って書いたコンテンツは自由に利用できないことがわかります。 著作権すら作者に渡らないため、利用目的として「自分自身のポートフォリオに組み込むぞ」とか考えている人は利用をおすすめしません。

※今回の解釈は私が一部抜粋して大雑把に書いたものになります。 詳しく読みたい方はスマホを使って HP の利用規約から読んでみてください。

集英社の一コンテンツとして登録しコンテストに応募:⭕️ 正規ルート

下記のリンクにあるように、本サービスを使って、漫画ネーム大賞が開催されるようです。

第一回漫画ネーム大賞

今回収益化できるかについての回答として、唯一収益化・副業として実施できるというところに対する回答となります。

かなりの倍率になることは容易に想像できますが、チャレンジする価値はあると思います。

また賞品についても豪華ですね!。ここから名前が知れて有名作家になることができれば、本業として漫画家になることもできます。 興味がある方はぜひ挑戦してみてください!

◎ 賞品内容:   ▼ 大賞(大石賞・宇佐崎賞)   2 名に 30 万円、大石先生 or 宇佐崎先生により作画・ジャンプ+に掲載(ジャンプ+への掲載は 2021 年度中を予定)   ▼ 優秀賞  各 5 名(計 10 名)に Amazon ギフト券 5000 円

まとめ

いかがだったでしょうか? 今回は World Maker で収益化できる?について紹介しました。

限られた枠の中での争いになりそうですが、収益化できなくはないという結果になりました。

誤解のないよう記載しておきます。 本記事は World maker を中傷した記事ではないです。 あくまでこのサービスを使った漫画を利用して収益化できるかについて書いた記事になります。 World maker についてはコンテンツとしては私自身とても良いものだと思いますし、使ってみたいサービスでもあります。

もしこの記事をご興味ある方は利用してみてください。

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